県政レポート35号 第3回定例会報告39議案を可決 12月19日に閉会

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令和6年 第3 回定例会報告

神奈川県議会第3 回定例会は、物価高対策や安全・安心の確保などを柱に「令和6 年度一般会計補正予算案をはじめ計39 議案を可決・同意し12 月19 日に閉会しました。

可決した議案には、「県こども目線の施策推進条例」「児童福祉施設の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例」等があり、また意見書・決議案では、「障がい者及び難病患者の更なる雇用拡大を求める意見書」「公立学校の体育館等への空調設備整備助成制度の拡充を求める意見書」などを可決しました。

「闇バイト」等凶悪犯罪に懸念
犯罪組織の解明、検挙への取組み強化へ

昨今、いわゆる「闇バイト」に起因すると思われる住宅への侵入強盗事件が社会に大きな不安を与えています。
 SNS 等様々な媒体を通じバイトを募集、実行役として犯罪組織に組み込み、容易には組織から逃げられない状況にするといった、大変卑劣で凶悪な犯罪です。
 これに対し警察も撲滅に向け全力で取り組んでいますが、安易に実態不明なバイトに応募し、
犯罪組織に取り込まれることのないよう、注意喚起を強化していくことが大事です。
 自民党県議団がまとめた提言書(※ 2面に詳細)の中でも、犯罪組織の実態解明や犯人検挙に向けた取組強化を要望しています。
 県議会では、一層の注意喚起や有効な施策づくりに取り組んでいく考えです。

水源環境保全への取組
次世代に向けての重要課題

今定例会で議論を重ねた課題の一つに水資源環境保全・再生に向けた取組
があります。
 良質な水を育む水資源環境は、県民全体のかけがえのない財産であり、県はこれまで20 年にわたり、
荒廃した森林の減少や水質改善に取り組んできました。
 より良い水資源環境を次世代に引き継ぐため水資源環境の保全、森林環境の維持・向上を目指して、
今後も議論を深めてまいります。

県立県民ホールの整備

県民ホールの整備1975 年に開館し、半世紀にわたり親しまれてきた「神奈川県立県民ホール」の老朽化に伴う建て替えが決まりました。
 将来に向け、本格的なオペラやバレエの公演も可能な文化芸術拠点としての整備も視野により良い施設となるよう引き続き検討をしてまいります。

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