令和7年 第3回定例会 閉会
神奈川県議会令和7年第3回定例会は12月18日、一般会計に総額500億円超を追加する2025年度11月並びに12月補正予算案など計71議案を可決・同意し、閉会しました。
意見書案では「心疾患・腎疾患・代謝疾患に関する包括的医療政策の構築を求める意見書」、「地方自治体における観光振興施策への更なる支援を求める意見書」や「巨大災害に対応するための体制整備を求める意見書」など4件を可決しました。
生活者・事業者への物価高騰対策と支援
金利や諸物価の高騰に関するニュースが連日のように報道されています。県民にとって重大な関心事です。今回可決した補正予算では、物価高騰対策費に約266億余万円を計上しました。生活者支援としてキャッシュレス決済時のポイント還元に約160億円を充て、事業者支援に83億円を盛り込んでいます。
また、医療・介護等支援パッケージとして238億余万円を計上しました。
県立高校の体育館空調整備の加速化へ
我々が特に強く主張した事案の一つに、県立高校の体育館における空調整備があります。教室の空調整備は進んできましたが、体育館に関しては夏期の異常な高温のなかで活動する生徒だけでなく、災害時等で避難所となった場合に、避難者の生命に関わるほどの重要な課題です。
しかしながら、なかなか整備が進んでいないのが現状です。リース方式の導入や改修工事と併せた整備など様々な方法を検討し採用していくことで整備の加速を可能にするため、しっかりと検討を進めていくように求めたところです。
県警察は8交番を統合廃止 反町交番はアクティブ交番へ
県警察からは、今年度末に県内の8交番を廃止するとの発表がありました。その中には神奈川区の反町交番が含まれています。県警察は今後、交番の建物や土地を所有者に返還し、近隣の交番と統合していく方針とのことです。
交番廃止後の反町エリアには、神奈川署が保有するアクティブ交番が配備されます。アクティブ交番とは、交番と同様の県民サービスを行う移動可能な車両型の交番で、区内では令和4年より新子安地区において運用されており、即応力を維持しながら治安の低下を防ぎ、更には住民からの相談に応じる機会も確保していくとしています。
交番は、地域住民の安全安心の拠り所であり、存在自体が大きな抑止力でもあります。今回の反町交番の廃止が決して治安の悪化につながることの無いよう、新たな形の交番が従来にも増して地域の治安向上につながるよう、しっかりと現状に目を向けていく考えです。