新時代の幕開けへ気持ちも新たに
神奈川県議会平成31年第1回定例会は3月15日に閉会しました。統一地方選挙を控えて骨格予算となりましたが、一般会計予算規模は総額1兆8299億円、特別会計と企業会計を合わせると総計4兆155億円となる予算案のほか、条例案や事案件など計85議案を可決しました。
意見書案では、「毎月勤労統計調査をはじめとする政府統計の抜本的な改革を求める意見書案」や「児童虐待防止対策の更なる充実を求める意見書案」、「放課後児童健全育成事業の質の確保を求める意見書案」、「妊婦が安心できる医療提供体制の充実と健康管理の推進を求める意見書案」などが可決されました。
さて、4月1日には新元号となる「令和」が発表されました。5月1日には皇太子さまが即位、改元され、いよいよ新しい時代が幕を開けました。これまでの実績、経験を活かし、神奈川の新時代をリードしていくため、これまで以上にしっかりと県議会活動に邁進していきたいと思っています。
国際文化観光・スポーツ常任委員会
平成30年度に所属した常任委員会は、国際文化観光・スポーツと大変幅広い分野に関連する委員会でした。
国際文化観光の分野では、平成31年度を始期とした神奈川県観光振興計画と文化芸術振興計画の2つの計画改定に向け論議を進めました。今後この計画に沿って、神奈川の賑わいづくりや魅力の発信を推進する施策が展開されます。
また、スポーツ関係では本県も開催場所となるラグビーW杯2019や東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会に向けた準備状況を中心に議論を進めました。更に2021年には全国健康福祉祭(ねんりんピック)の本県開催も控えており、3年続けてのビッグイベントが開かれることになります。
スポーツや健康づくりへの関心を高めてもらう大きなチャンスとして捉え、大会の成功はもとより、大会後も多くの方々がレガシーとして持ち続けられるよう、着実に準備を進めてまいりたいと思います。
代表質問から:スーパーシティ構想
本定例会で自民党が行った代表質問では、スーパーシティ構想についての見解を知事に求めました。
スーパーシティ構想とは、AIやビッグデータを活用し、革新的な暮らしやすさを実現する最先端の都市構想を言います。最近、新聞等のマスコミでも取り上げられ、スーパーシティでは自動走行やドローンなどを利用した自動配送、医療や教育、キャッシュレスなど最先端技術を実際の暮らしの場で活用し、未来社会での生活を先行して実現しようとするものです。
世界に目を向けると、すでにカナダのトロント市や中国の杭州市で、ビッグデータやAI分析を活用した都市計画が進行しています。日本においては、まだまだ法改正など制度整備が必要であることから、未来を切り拓き、県民生活を向上させていく重要な施策として、今後も注視してまいりたいと思います。
SDGsをご存知ですか?
政策を議論するときに、最近よく耳にする言葉に「SDGs」があります。SDGsとは、持続可能な開発のために社会・経済・環境を含む世界のさまざまな課題を地球規模で解決する普遍的な目標のことです。
持続可能な開発とは、将来の世代がそのニーズを充足する能力を損なうことなく、現在の世代のニーズを充足させる開発のことです。これからの社会においては、環境や資源を守ることと、世代内の平等の二つをともに実現させることを目指すものだと紹介しています。